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リムセメントって!
2023/04/21
毎度ありがとうございます。昨夜の店舗はこのリムセメの臭いで凄く充満して堪らなかったです。今朝もまだ臭いがきつくて凄かった。パイプリムに塗布してチューブラータイヤを装填するわけですが、何とも原始的です。自転車、とりわけコンペティション+練習に向けたホイールなのですが、強烈な缶の刷毛でしっかりと2回重ね塗りをします。1回目は軽くさらっと塗って、2回目はやや乾燥しているのを見計らって塗布します。またしばらく乾燥させて一気にぐいっと、タイヤのバルブをハトメとハトメの穴に押し込み軽くエアをポンプして、センター出しを確認しながら振れ取り台に固定します。一晩寝かせてエアを抜いておきます。こうして完成です。手間暇かかるので最近は使うサイクリストが少なくなりました。(中にはリムテープを挟む方法もありますが)けれどもこのホイールって意外に丈夫なのですよ。昔、BEタイヤがありましたがパンクしても走れるようになっていました。このホイールも実はタイヤのケーシングさえ強い生地を使っていたらパンクしたままでも少しなら走れます。但し、リムの素材やライダーの体重にもよりますが。自身は若い頃10Km位走った覚えがあります。夜中だったものね。よくぞここまでお読み下さいました。有難うございます。